コロナ禍の中で。

季節の変わり目に入り、日の入りも早くなってきましたね。各中高とも中間試験を終えたところでありますが、11月中には期末テストが待っています。気を抜くことはできません。

今年は年度初めから新型コロナウイルスの影響で子どもたちに大きな影響を受けました。現在でも授業こそ実施されるようにはなったものの休校期間分の遅れはまだまだ取り戻せていない状態です。

受験生には特に大きな影響があり、受験範囲の削減もありましたが、学校側の受験範囲に関する授業の質はスピードが上がる分、下がっていると言える状態です。その分、自分で学習しなくてはいけない部分が多くなっていきます。

加えて模試もまだ会場を使った模試は実施できておらず、自宅受験や塾受験がほとんどです。受験近くになったら大きな会場で模試が開催される可能性もありますが、冬になった際の新型コロナウイルスの流行の度合いの予測がつかない以上、絶対とも言えません。

例年の受験生に比べると今年の受験生はかなり不安定な状況であるのは間違いありません。しかし、それを理由に試験が甘くなることはありませんし、やるしかないのは事実です。塾も精一杯サポートしますので頑張りましょう。

 

来年は公立中学校の教科書の改訂や採択の変更があります。

特に英語に関しては小学校での必修化とも連動し、覚える単語数が大幅に増加、単元も現在だと中学1年の最後のほうに習う単元が1年生の最初に移動になるなど、大きな変化が予定されています。

また、これまでの英語教育はReading(読む力)、Writing(書く力)の部分の比重が強くなっていましたが、国の方針としてRとWに加え、Listenig(聞く力)、Speaking(話す力)の比重が重くなり、大学受験で利用される共通テストの試験内容に反映されることになっています。それに追従する形で中学での学習内容も従来のR+Wを強化するとともにLとSの単元にも時間を割くことが決定しています。

おそらくそれにあわせ再来年3月の高校受験の試験内容にも変化があるものと考えられます。

受験対策のために、というよりは英語がきちんと使えるようになる、つまり日本の英語教育の欠点である話す、聞くが正確にできるようになることを目標にする必要もでてくるかもしれません。

 

慧友では引き続き、手洗い、マスク着用、アルコール消毒、飛沫防止シートの活用など新型コロナウイルスへの対策を行って参ります。まずは11月の期末テストですね。しっかりと対策をしていきましょう!

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