今日は、小学生で英会話をやっていて、中学校の途中から英語塾に変更する人が多数いる現象についてのお話です。
慧友では幼児教室で算数国語をとっている生徒の保護者様より、「英会話も習わせたいのですが、習っていたほうがいいですね?」とよく聞かれます。
私はいつもこう答えます。「あまり意味がないと思います。発音が良くなるとか、リスニングが得意になるとかいう将来的なメリットはありますが、週に1回何十分か英語に触れたところで、劇的に英語ができるようにはならないですから・・・」と。
そうなんです。世の中には意外と、「英会話をやる→英語が将来できるようになる」と考えている方がたくさんいらっしゃいますが、現実は違います。今まで、慧友の塾の生徒さんでも、最初入塾の時に、「英語は英会話に行っているので、数学だけお願いします」と入塾してきた人たちも、たいていは中学1年の2学期のテストの結果を見終わったくらいから英会話をやめ、こちらで英語の授業をとるようになります。英会話の小学校からやるメリットとデメリットをまとめると・・・
メリット
① 発音がよくなる
② リスニングに強くなる
③ 英語が楽しいものという印象を持つことができる
デメリット
① 感覚で英語を覚えるため、正しい文法、スペルが身につかない
② なんとなく自分は英語が得意なはず、と思い込み、英語の勉強に時間をかけない。
③ 学校の定期テストでは中1の1学期は満点でも2学期以降は点数がとれなくなる
④ 学校の定期テストで中学2年生以降は点数がふるわず、英語が苦手分野になる
このように、今の日本の英語教育での評価は、未だ「文法」が第1であり、英語で評価「5」をとるためには正しい文法を理解し、スペルを正確に書けなければいけないのである。
早期に正しい発音に触れるために英会話に通わせるのは賛成でありますが、併用してきちんとbe動詞と一般動詞の違いから根本的に教えることが重要です。
学習塾慧友では、中学校で英語の評価を「5」が取れるように小学5年から教育します。
学習塾 慧友
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