2017年第2回英検の受験が近づいてきました。
当塾でも力を入れている英検ですが、今回は英検の必勝法について説明します。
- 過去問を何回も解く。(旺文社の過去問)
- PASS単語で該当級の単語を何回も読む・書く・発音する。
- 配点の高いリスニングのトレーニングをする。
- 該当学年でない級を受ける場合(小学生が2級受験など)は、文法の基本的な語順や形を完全にマスターする。
などがあります。各項目を詳しく説明していきます。
まず
1.過去問を何回も解く。(旺文社の過去問)
についてですが、これは英検の学習の基本中の基本です。問題の構成や、内容を理解し、何年分かの過去問題を解いていくと、パターンが決まった問題ばかりであるため、文法問題などは必ず似たような問題が出てきます。
ここで特徴をつかみ、自分のなかで時間配分を決め、本番は解らないものは適当にマークし、時間配分通りにすすめていくようにしましょう。
英検の問題集に関してはいろいろな出版社から出ていますが、何種類もの問題集をやるのではなく、1冊を何回も繰り返し学習するほうが断然効果的です。なので、旺文社の過去問と、それが何回も終了したら、最後仕上げに7日間完成予想問題集(旺文社)をやるのが丁度よいと思います。
2.PASS単語で該当級の単語を何回も読む・書く・発音する。
単語は真っ白い紙に、英単語を見ながら、スペルと意味を両方書きながら、発音します。一つの単語につき、何回もです。マークシートなので、スペルは必要ないのでは?という人がいるかと思いますが、単語の意味を覚える時は、スペルも書いたほうが覚えやすいのです。尚、もっと効果的なのは、「短文で覚える」ほうがより覚えやすいです。PASS単では覚えるべき単語がワンセンテンスになっているので、その文も読みながら覚えるとよいでしょう。
3.配点の高いリスニングのトレーニングをする。
英検のリスニングの配点は高めなので、文法や長文ができなくても英会話をやっている人は受かってしまったりすることがあります。
ただし、リスニングはトレーニング次第で短期で伸ばせる分野だと思います。リスニングの勉強法でまず大事なのはリスニングの内容が前文かいてある原稿(スクリプト)です。リスニング問題を解いた後、必ずもう一度全部のリスニングを聞きながら、その英文の原稿を目で追い、発音しましょう。最初は早すぎてついていけないかもしれないので、その時はワンセンテンスおきに一時停止しながら発音するのが良いかと思います。この方法を何回も続けていると、英語力が総合的にぐっとUPします。
4.該当学年でない級を受ける場合(小学生が2級受験など)は、文法の基本的な語順や形を完全にマスターする。
当塾では小学3年生に英検2級を合格させたことがあります。このように、該当学年の級より高い級をどうしても合格したい場合は、まずは文法などの順番をシンプルに覚えるようにします。たとえば、TO不定詞のあとにさまざまな単語を選ぶ選択しがある場合、「TOがきたらそのあとは必ず原型」というパターンや、「haveのあとに選ぶ動詞は過去分詞を選べるようにトレーニング」するなどの方法があります。ただし、英語の本質を理解させる学習方法ではないので、個人的にあまり好きではないです。ただ、「どうしても受かりたい!受かればどうでもいいんです!」という人には、そういった学習の指導をします。あとは、リスニングのトレーニングを多めにします。
以上、役に立ちましたでしょうか?自分でやる自信のない人は、学習塾慧友で英検対策講座を受けてみてください。上記の学習が実践できます。