2019年入試を終えて

2月14日に神奈川県公立高校入試が実施されました。

相南校(小田急相模原)からは2名が入試に挑み、両者とも合格でした!!

本当によく頑張ってくれたと思います。高校生活も全力で楽しんで欲しいですね。

 

問題の傾向としては数学、社会に大きく問題傾向の変更が見られました。

社会は昨年度の難易度が高かっただけに易しくなったように感じます。「易しくなったというよりは元に戻った」という表現のほうがしっくり来るかもしれないですね。

逆に数学は大幅な難化が見られました。確実に正解すべき基礎的な問題と応用力が問われる問題が2分化しているような印象を受けました。

また、証明問題が穴埋めから記述に戻りましたが、これは順当かと思います。証明問題を穴埋めにすると解法のためのレールがある程度敷かれていることになってしまうので、それでは自らの力で「証明した」とは言えないのでは?という部分があったからです。

 

来年の入試もどのように傾向を変えてくるかは当然ですが予測しきれません。

ただ一つ言えることは単純な知識を覚えるだけでは正答に辿りつけない考える力を問う問題や単元を超えた複合問題が増えてきているということです。

例えば社会であれば地理の問題の中に歴史の知識を含めた問題が出題されたり、2つの言葉や人物の関連性がわからないと解けない問題が出題されるようになってきています。

英語でも1つの文章の中に関係代名詞と不定詞を複合させたものを並び替えさせたりするような問題が見られます。

単純に知識を詰めるだけの学習では入試では得点できないようになってきています。

 

これからの命題は子どもたちに「今自分が持っている知識をフル動員して自分の力で考えられるようになるか」という力をつけさせることだと思っています。もちろん塾としての命題でもありますが一人の大人として子どもたちにこれから生きる上で必要な力をつけてもらいたいとも思っています。そのためには我々講師も日々精進していきます。

 

慧友では3月から新学年!3月末からは春期講習もスタートします!

新学年に向けてしっかりと準備をしていきましょう!

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